逆転合格するための超具体的戦略について(中学受験中堅校編)

皆様おまたせしました。

今回は偏差値10以上離れた志望校に

合格するための具体的案を提示したいと思います!お楽しみください。

 

まず、私の父も約40年前に芝学園を卒業しています。

それ故に、自然と小学校5年生ぐらいのときになんとなく

私も芝学園を目指すようになりました。

 

小学校5年生の頃の私の偏差値はやはり本当にひどく

サピックスで6クラスある中で下からだいたいいつも2番目サピックスではBクラス)に位置していたと記憶しています。

 

もちろん授業は全出席で、怠惰が原因ではありませんでした。

当時から地頭が弱いと自覚はしていたのですが、

どうしても芝学園であったり、中堅校には滑り込みたいと思っていました。

 

ただ、毎度模試では理数系は偏差値を40超えることはほとんどなく、

成績は低迷していました。

 

当時思っていたことは、試験があまりにも難しすぎるということでした。

また出される宿題の難易度についても自分の能力とかけ離れていて、

これでは絶対に志望校に合格することはできないと確信していました。

 

ここで読者の皆様に注意してもらいたいのは、うちの息子、娘はそんなことない

と決めつけているかもしれないということです。

 

子供というのは思っていること(特にマイナスなことについては)を

口に出さないことが多々あるのは皆様も十分理解されていると思います。

 

それに高校生と違って、小学生は自分の偏差値と志望校とを比較したり

現実を見ることはなく、「ときすでに遅し」となることもよくあります。

 

大変長らくおまたせしました。

それではここからが本番です。

 

皆様によく考えてもらいたいのは使っている教材と受ける模試が

全員共通であるという点です。

 

サピックスをはじめとした大手中学受験塾では、

筑駒や開成、桜蔭や女子学院といった最難関中学を

合格するに十分な能力をもった子どもたちも

同じ模試を受け、教材を使用しているのです

 

大学受験ならクラスが細分化され、そこで使用される教材は変わりますし、

そもそも本屋さんの大学受験コーナーを見れば、難易度の異なる

教材が置かれていて、自分にあったものを選択することができます。

 

察しのいい皆様ならもうお気づきかもしれませんが、

私がいいたいことは、志望しているレベルに合わせて

使用しているテキストのとく範囲を決めるべきだということです。

また、テストも開成や麻布、桜蔭や雙葉に合格する方が解くのに手間取るような問題

時間を一切割く必要はないということです。

 

一見当たり前のことを書いていると思いますが、

残念なことに中堅校を狙う皆様の殆どは、模試があるたびに

絶対志望校に出るはずのない難易度の問題やテキストを復習しているはずです。

 

たしかに問題があれば全て解いたほうがお得な気がしますし、

成績もあがるのではないかと思うのも理解できます。

 

ただ中学受験や大学受験を経験した私が、

確信して言えるのは人が成長するときは、

 

自分のレベルよりほんの少し上のレベルの問題を確実に理解することができたときです

 

むやみやたらに難しい問題を解いたところで、

類似問題すら解けないことが関の山です。

 

本当に大事なことなのでもう一度いいます。

(天才を除いて)人間が成長するときは受験に限らず、

自分ができることの少し上のレベルに挑戦してみることです

 

これは自信を持って言えます。

 

ゲームに例えるなら、最初からラスボスを倒しに行く人間は

愚かと言えるでしょう。最初は弱い敵を倒して

レベルアップし、徐々にアイテムを揃えていき

やっとボスと戦うことができるのです。

 

中学受験、大学受験に共通していることがあります。

それは最難関校(東大然り筑駒も)と中堅校(MARCHや芝、攻玉社

にはあまりにも合格する難易度が異なるということです。

 

だとしたら、中堅校を狙っている皆様は今すぐに

勉強方法を切り替え、そして模試の成績だけに

振り回されるということは絶対にやめていただきたいと思います。

 

ではどのような問題が解けなければならず、

どのような問題を捨ててもよいかは志望校によって異なるので、

次回以降書いていきます。

 

引き続き、やばい塾ブログでは絶対的に有益なことしか発信しないので、

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

 

 

                           やばい塾代表H